シンガポールでは道路インフラの老朽化に対する道路維持管理の対策が急務となっています。また、日常的な道路管理業務に対し、国内人件費の高騰やコロナ禍での外国人労働者の確保が難しくなっていることなども課題となっています。
日本工営ではこの課題に応えるため、カーシェアリング車両に車載カメラを搭載し、カメラから自動収集されたデータを AI と IoT 技術を活用して解析し、道路付帯施設や道路損傷などの道路状況等を把握します。高頻度に自動で収集されたビッグデータを活かした、維持管理者の日常点検の効率化の可能性を検証し、シンガポールの道路維持管理・交通安全対策のスマート化に向けた新たなサービスの確立を推し進めていきます。