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CO2排出量の少ない焼却灰処理

(株)荏原製作所・中部リサイクル(株)

全ての焼却灰処理方法の中でCO2排出量を最小にするプロジェクト

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荏原グループが2030年にありたい姿E-Vision2030のマテリアリティの一つ「持続可能な社会づくりへの貢献」の達成へのアプローチとして、焼却灰を溶融処理する際に発生するCO2の排出量を最小にするプロジェクトを行った。溶融炉に焼却灰を投入する前に灰の中に含まれている鉄を磁力による前処理で徹底的に取り除き、溶融処理の際に排出されるCO2をセメントへの原料化や埋立処分による処理よりもエネルギー原単位当たり最小にすることができた。更に、取り除いた鉄を有価物として販売する販路を切り拓き、鉱物資源の循環利用を促進した。今後は工場で使用する電力を再生可能エネルギーに変換することなども視野に入れ、CO2排出量0の工場を目指す。

Related Goals/Targets

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​Status

提供済み

​Start

2017年4月

​Relation to Society 5.0

​​IoT,
Robot

Big data

AI

Open
Innovation

Others

​Partners

0

​Countries/Regions

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Goal/KPI

​Qualitative Evaluation

2020年度省エネ大賞 中小企業長官賞受賞
2016年度を基準年として2019年度に工場全体のCO2排出総量
12,740t-CO2 → 11,121t-CO2に減少。
CO2原単位も0.466t-CO2/t → 0.383t-CO2/t ▲約18%減少した。
※CO2原単位とは焼却灰1tを処理するのに必要な数値

​Quantitative Evaluation

2021年9月末実績
省エネ活動を継続して行なっている。2019年からCO2原単位は約1%削減している。

​URL(Detail)

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