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鉄鋼スラグの活用によるSDGsへの貢献
日本製鉄(株)
①高炉セメント ②漁場・藻場再生用(「ビバリー®シリーズ」)
当社の鉄鋼スラグ製品を使用した主な活動を、以下に例示。
①高炉セメント
普通セメントに、鉄鋼スラグの微粉末を40~45%混合したセメント。海洋・河川構造物、道路・鉄道、各種土木工事等に使用されており、①時間経過による強度向上、②アルカリ骨材反応の抑制、③海水や化学物質に対する耐久性、④省エネ・省CO2という多様なメリットがある。
②漁場・藻場再生用(「ビバリー®シリーズ」)
日本各地の海岸5000kmにわたって発生している磯焼け現象(海藻の減少・不毛化)の一因とされる鉄分の供給不足の解消に向け開発した、鉄鋼スラグと廃木材由来の腐植物質を混合した鉄分供給ユニット。
Related Goals/Targets
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Status
提供済み
Start
2004年10月
Relation to Society 5.0
IoT,
Robot
Big data
AI
Open
Innovation
Others
Partners
0
Countries/Regions
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Goal/KPI
Qualitative Evaluation
鉄鋼スラグは鉄鉱石から鉄を還元・精錬する際などに、特定の成分が溶融・分離されたものであり、鉄の製造プロセスでは発生が避けられない副産物である(鉄1tの生産に対し鉄鋼スラグは0.4t発生)。しかしながら、これを廃棄するのではなく、今まで鉄鋼製造で培ってきた技術・知見・開発力等を活かし、広く他産業も含めた有効な活用を促進している(当社における副産物の再資源化率は99%)。
これら一連の鉄鋼スラグ製品を通じて副産物の再資源化を達成していることは、持続可能な社会の循環系システムの構築という観点からも、SDGsの達成に寄与している。
Quantitative Evaluation
①高炉セメント
高炉セメント使用によるCO2削減効果は、国内で年間320万t(2020年度)であり、製品の約40%は輸出しており、世界的な環境問題への対応としても貢献している。
②漁場・藻場再生用(「ビバリー®シリーズ」)
現在、全国38ヶ所で取り組んでいる。
URL(Detail)
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