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国内フラッシュ型地熱発電を対象とするプロジェクトファイナンスの組成
新生銀行グループ
株式会社南阿蘇湯の谷地熱を借入人とした国内地熱発電案件に対して「新生グリーンローン」としてプロジェクトファイナンスを実行

新生銀行では、熊本県阿蘇郡南阿蘇村における2.17MWのシングルフラッシュ型地熱発電所の開発、運転及び保守を行う株式会社南阿蘇湯の谷地熱に対して、プロジェクトファイナンスを組成しました。また、GHG排出量削減効果や開発・運営時の環境社会マネジメント体制を評価して、「新生グリーンローン」として実行しています。
国内における地熱発電は、地下資源の不確実性、コスト・期間面で負担の重い開発リスク、自然公園内での規制、温泉資源等への影響懸念から地元の理解促進が必要不可欠であること等により難易度が高く、他再生可能エネルギー電源と比較して導入が進んでいません。しかし、設備利用率の高さや日本国内の豊富な地熱資源のポテンシャルから、さらなる普及に向けて開発促進が期待されており、本プロジェクトはファイナンスの観点でこれに貢献するものと考えています。
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